ふるさと山梨を考える会の一年を振り返って

本年は１月の知事選から始まる選挙イヤーでした。そんな中で我々は「ふるさと山梨を良くするには、まず政治のトップを変える事」と言う基本理念から、県内各地の首長選挙に協力させて頂きました。結果として昨年１０月の韮崎市長選から始まり知事、南アルプス、富士吉田、大月、富士河口湖まで６戦全勝と言う結果と、参議院議員選挙では圧倒的な大勝を得る事が出来ました。これは全て「今人々は何を望むのか」と言う綿密なデータの集積とその解析から得られた「住民の声」を政治に反映するという原点に戻った訴えが功を奏したものであると考えています。

　今まさに始まっている地方主権の流れの中で、いつまでも力でねじ伏せるような甲州選挙を引きずっていては大切なふるさと山梨が埋没してしまいます。それぞれの首長様方には当初お約束させて頂いた事柄について、これからも誠心誠意住民のために取り組んで戴き、私どものふるさと山梨が未来に向かって新たな光明を見出すことが出来る大地であると、自信を持って子供や孫に渡すことが出来るよう御奮闘くださる事を願いながら本年の反省としたいと思います。

　長年培われた人心を一新し、県民こぞって政治に関心を持ち、自ら率先して行動すると言う事は非常な苦難の道であると言えます。私共「ふるさと山梨を考える会」ではこれからも常に冷静に検証を続け、付託を得た方は十分にそれに答えているだろうか、そして付託に値する人であるかどうかを図り続ける心ぐみです。

　重ねて会の趣旨にご賛同いただき、ご協力いただける皆様につきましてもご一報賜ります様御願い申し上げます。