知事と米長晴信さんへの期待 投稿者:山梨評論 投稿日:2007/08/02(Thu) 02:35  No.363  Home  [返信]
これまで当方は山教組問題で色々と書いてきましたが、今回の参院選でひとまず区切りを感じました。

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000707310006
参院選後の記事として、2007年07月31日の朝日新聞が『「山教組(山梨県教職員組合)のような組合活動が全国に広がれば、日本の教育はもっと良くなる」。参院選が終盤戦に入った23日午後、甲府市丸の内3丁目の山梨県教職員組合を表敬訪問した米長邦雄・日本将棋連盟会長から贈られた「望外」な褒め言葉。握手を交わした山教組幹部の表情は戸惑いながらも満足げだった。』
と報じたことが米長晴信さんと山教組の関係を示していたように思います。29日夜の選挙事務所を中継したテレビ画面では、輿石さんの姿がアップされることも無かった、もっぱら小沢鋭仁さんが話しておられたように感じました。

米長邦雄さんがこのように話された事の含意は山教組は日教組思想に縛られた組織では無いことを察知されたか、あるいはそれを求められたのかも知れませんし、過去の選挙に関わる問題は問わないという意味も示されたのかも知れません。東京都教職員組合の国旗国歌問題とは異なる山教組の姿を既にご存じだったのでしょう。

おそらく米長晴信さんも小沢鋭仁さんも山教組はこれまでの民主党県連の流れの中で支援要請をしていたという程度だったのではないか。そして米長さんを参議院に送り出した県民の民意は他の都道府県と変わりなかったのだと感じています。当方は色々な記事から米長晴信さんは本来が市民派であり、改憲問題なども含めて二大政党制確立のために民主党から立候補されたという理解に至りました。

年内にも予想される衆議院選挙で山梨県では2区で民主党がどのような候補を擁立するかで、民主党県連がどのように変わりつつあるかは見えるかも知れません。同様に山教組と一体化した教育庁・市町村教育委員会による山梨県教育界の教育談合システムが変わる流れも期待できそうだと感じています。教育界への税金の流れなどは自民党県連もこれまでのように黙って見過ごすことはできない状況が生れてきたと思います。

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk19010470000c.html
中央行政・政界で鍛えられた頭脳明晰なお二人、横内知事と米長晴信さんとの会談から見えた政策中心の考え方がこれからの山梨再生に大きな力を持つことを期待しています。