ふるさと山梨を考える会
Think about our Yamanashi

富める山梨へ再チャレンジ

横内正明政策提言

平成18(2006)年11月29日
 

1.変える・やまなし「大胆改革宣言」

ふるさとの明日をみつめ、おそれず、ひるまず、大胆に改革します。
国からの押し付けや、国に任せたままの施策ではなく、自ら考え、自ら決定し、自ら行動する行政改革を行います。

〈創意工夫をこらし挑戦する県政〉

  1. 県庁は県内随一の人材の宝庫です。県庁職員が高い士気とモラルをもち、知恵を絞り、汗を流し、県民の幸せを追求するために、自由な発想で前向きに創意工夫をこらすことができる県庁に改革します。
  2. 「予算を節約します」、「前例のないことでもやります」、「現場の声を聞いて判断します」の『3つのやります』と「国がやっているから」、「予算がないから」、「制度がこうなっているから」の『3つのいいわけはしません』を奨励します。
  3. 県政の重要課題には、プロジェクトチームを編成し、総力を結集し迅速に、果敢に対応します。
  4. 職員の努力を適正に評価し人事に反映する成果主義を導入します。

〈財政再建〉

  1. 民間人を含む「財政改革委員会」を設け、生活者の視点と発想から事務事業を外部評価し、しがらみも聖域もない徹底した財政改革に取り組みます。
  2. 財政再建、県債削減のカギは税収増にあります。このため、地場産業の活性化と企業本社の誘致に知事を先頭に全庁あげて取り組みます。

〈簡素でスピーディな県政〉

  1. 生活者主権・地域主権型の行政システムに変え「地域立県」に徹します。
  2. 市町村や民間との連携も織り込んだ県政刷新大綱「変えよう やまなしプラン」を策定します。このプランに基づいて、職員定数のさらなる削減など県政の改善を実現します。
  3. 100億円の累積赤字のある県立中央病院の経営内容を明らかにし、抜本的な経営改善を行います。
  4. 県民からの要望に一週間以内で回答する「県政クイックアンサー制度」を設け、スピーディに反応する県政をつくります。

〈県民に開かれ、県民とともに創る県政〉

  1. 行政の情報公開を徹底し、情報公開度で全国トップクラスを目指します。
  2. 知事の交際費をホームページ上で全面的に公開します。
  3. 県の審議会等を原則公開するとともに、委員の掛け持ちや、常連メンバー化、充て職による委任を極力廃し、一般県民でも審議会の委員になれる公募制を拡充します。
  4. 「正確な情報は常に現場にあり、県民にある」を念頭に、県民と知事が普段着の対話をする「県政ひざづめ談義」を年20回開催するなど、県民総参加の県政を推進します。

〈地方分権と市町村との協働〉

  1. 「富める山梨」の県づくりの主役は、28の市町村です。市町村が単独または連合して競い合う百花繚乱の特色あるまちづくり活動を積極的に支援し地域立県の県づくりを進めます。
  2. 市町村と真の対等・協力関係をつくるため、権限・財源の委譲等を進めるプログラムを市町村と協議しながら策定します。
  3. 県民の幸せを守るために、市町村と県が一体となって施策を立案し、やまなし発の施策・主張を国に提言します。
  4. 行政サービスや医療における郡内・国中の格差是正に取り組みます。

〈女性の目からの県政の見直し〉

  1. 少子高齢化社会の活力を維持していくためには、女性があらゆる分野で活動していただくことが大事です。女性の知恵や感覚を県政や社会の第一線に活かすため「女性のまなざし委員会」を設けます。

〈公共事業への取組み〉

  1. 公共事業は事業ごとに費用対効果を十分吟味し、防災対策、朝夕の交通渋滞解消対策、身近な生活環境の改善など県民ニーズの高い事業から優先的に実施します。
  2. 一般競争入札の対象範囲を拡大し、入札の公平性を高めます。

〈道州制への対応〉

  1. 道州制を念頭に置き、自立した地域循環型経済基盤を築き、隣接都県から必要とされ、存在感ある山梨県をつくります。
  2. 道州制に向けての協議では、山梨県をアピールするため、知事みずからが強い交渉力を発揮します。
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